ラジコンカーは、車体や走行させる場所などで、さまざまなジャンルに分かれています。
まず、楽しみたいジャンルを決めて、車体などを選ぶといいでしょう。
特に初心者の方は、最初はあれこれ迷ってしまうかもしれません。
ここでは、ラジコンカーを始めるときに、必要なことをまとめてみました。
ラジコンカーは、手軽に始められる反面、奥の深いジャンルとも言えるでしょう。
ラジコンカーは、もっとも一般的なジャンルですが、楽しみ方が幅広いのが特長です。
また、手軽に始められるのもラジコンカーの魅力でしょう。
ラジコンカーは、「どのような場所」で「どのような走行」を楽しむかということが、車体を選ぶポイントになります。
オンロードカー | 舗装された場所、サーキットで走行させる |
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オフロードカー | ダート路面、アップダウンの激しい場所で走行させる |
レーシングカー | レース専用モデルで、空力を重視したスタイル |
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F1カー | F1カーをスケールダウンしたスタイル |
ツーリングカー | 身近にある乗用車タイプ。(ビギナーからベテランまで幅広い) |
トレーラー | 走行より、スケール感を楽しむ |
レーシングカー
F1カー
ツーリングカー
トレーラー
バギーカー | レース仕様モデルで、ボディーは見た目より走行性能重視 |
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ラリーカー | 平坦なダート走行に適して、オンロード走行でも性能を発揮 |
モンスタートラック | 大きなタイヤでどんな路面でも走行することができる |
バギーカー
ラリーカー
モンスタートラック
初心者の方へのお勧めタイプとしては、オンロード志向ならば、「ツーリングカー」、オフロード志向ならば「モンスタートラック」が良いでしょう。
「1/60」から、「1/5」スケールまで、さまざまです。
小さいモデルは室内でも走行が可能ですし、大きなスケールは迫力のある走行を楽しむことができます。
人気があるスケールとしては 「1/12」「1/10」「1/8」が主流です。
ただ、スケールが大きくなればなるほど、走らせる場所が大きく必要になりますので、走らせる場所を考えたスケールをお勧めします。
動力で「電動カー」「エンジンカー」に分かれます。
電動カーは「モーター」、エンジンカーは「エンジン」で走行しますので準備も変わってきます。
○カーキット | ○充電器とバッテリー (7.2V) | ○送信機セット (サーボ1ヶとアンプ付き) |
○単3電池8本 (送信機用) | ○カラースプレー (ボディー用) | ○モーター(初心者は540モーターから) ※カーキットに入っていない場合 |
*完成カーでフルセットの商品は単3電池8本のみ必要
*完成ではなく、フルセットの商品はスプレーカラーと単3電池
フルセットでは、電池を購入するだけで、すぐ走行を楽しめます。
カーキットの場合は、セットにないものを別に購入する必要がありますので、セット内容をよく確かめて購入すると良いでしょう。
エンジンカーの場合は、少し用意するものも多くなります。
燃料やエンジンをスタートさせるための、スターター用具が必要となります。
エンジンは「2サイクルエンジン」と「4サイクルエンジン」がありますが、価格とメンテナンスのしやすから、初心者には「2サイクルエンジン」がお勧めです。
○カーキットのエンジン付き | ○燃料 | ○プラグ |
○スプレーカラー | ○単3電池8本(送信機用) | ○単3電池4本(受信機用) |
○スターター用具 (ロックブースター、プラグレンチ、1.5V電池) |
フルセットでは、燃料と電池を購入するだけで、すぐ走行を楽しめます。
カーキットの場合は、セットにないものを別に購入する必要がありますので、セット内容をよく確かめて購入すると良いでしょう。
人類にとって、自由自在に空を飛ぶことは憧れです。その憧れがラジコン飛行機を進化させました。
ラジコンカーとは異なり、天候や空力などの知識を必要とするため、多少とっつきにくい感がありますが、性能の良い機体が多数発売されていますので、手軽に楽しむことができます。
初心者の場合「エンジン機」「電動機」どちらでも良いのですが、まず最初に安定性に優れた「トレーナー機(入門機)」の購入をお勧めしています。
自動車はハンドルを切るとタイヤが動いて自動車は方向を変えますが、飛行機の場合はどうやって方向を変えたり、上昇したり下降したりするのでしょうか?
まず、飛行機の簡単な仕組みからご紹介します。
飛行機はプロペラで前に進む「推進力」を作ります。
そして主翼の「揚力」で機体が浮きあがります。まずこれが基本になります。
極端な話になりますが、新幹線やF1カーに主翼をつければ、とりあえず浮きあがります。
水平尾翼と垂直尾翼でバランスを取っています。
では上昇したり、下降したり、方向を変えたりということは、極端な話、空気の流れのバランスを崩すわけです。
垂直尾翼の「ラダー」で左右に、水平尾翼の「エレベーター」で上昇、降下させます。
機体を極端な角度に傾けると、「失速」といって、主翼の揚力がなくなり最悪の場合は墜落を招きます。
初心者は「入門機」という、安定性に優れた機体を選ぶことがポイントになります。
模型の場合は、この他に左右のプロペラの回転数を変えて方向を変えるものもありますが、一般的ではありません。
機体は、「スピード感」を楽しむタイプ、「アクロバット飛行」を楽しむタイプ、実機をスケールダウンした「スケール機」、そして手軽に楽しめる「パークプレーン」など、さまざまなタイプがあります。
また翼の位置から、4つのタイプに分けられます。
入門機 | 機体の安定性に優れていて、もっとも操縦しやすいタイプの飛行機 | |
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アクロ機 | アクロバット飛行に優れた性能を発揮する飛行機 | |
スタント機 | 曲芸飛行などをこなす、運動性能に優れた飛行機 | |
スケール機 | 実際の飛行機をスケールダウンしたもの |
入門機
パークプレーン
アクロ機
スケール機
また、搭載するエンジンの大きさにより、「15クラス」「30クラス」など、クラス分けで大きさを浮オます。
この数値が大きいほど、機体は大きくなります。 入門機は安定性とパワーの点から、30から40クラスが主流です。
全長 | 全幅 | 重量 | |
---|---|---|---|
15クラス | 850mm | 930mm | 1.3kg |
40クラス | 1210mm | 1350mm | 2.4kg |
50クラス | 1166mm | 1450mm | 2.7kg |
90クラス | 1230mm | 1540mm | 4.0kg |
140クラス | 1613mm | 1842mm | 6.0kg |
また、スケール機では、縮尺で浮キこともあります。 それでは、ラジコン飛行機を始めるときに必要なものを確認してみましょう。
○半完成飛行機キット (プロペラ/スピンナー/エンジン/搭載していないものもあります。) | ||||
○送信機セット | ○受信機用と送信機用のバッテリー | ○燃料ポンプ | ○工具類 | ○プラグ |
○始動用具(スタ-タ-、プラグブ-スタ-、1,5Vバイタルかポケットブ-スタ-と充電器) |
*キットにより別売り購入商品が異なるので確認してください。 (半完成品は付属している)
ラジコンヘリの魅力は、何よりも実機を超えるパフォーマンスでしょう。
ラジコンヘリというと、「難しい」と二の足を踏みがちですが、機体の国「は以外とシンプルです。
また、機体操作では「ホバリング(空中で静止)」という難易度の高い操作がありますが、ジャイロやプロポのサポートで、比較的短時間で習得が可能です。 ぜひ、チャレンジしてみたいラジコンです。
また、初心者向けに「室内用ヘリ」が人気を博しています。操作方法は、ラジコンヘリと変わりがなく、「ホバリング」の練習などにも適しています。
ラジコンヘリは、曲技飛行を行なうため、極力コンパクトにまとめられています。各部の名称と役割をご紹介します。
飛行機を「固定翼機」といい、ヘリコプターは「回転翼機」といいます。
この言葉は、揚力を作る翼にあたる部分が「固定されている」「回転している」ということです。
ですから、ヘリコプターは、飛行機でいう「プロペラ」と「主翼」が一緒になっていると考えていいでしょう。
「メインローター」で、「揚力」「推進力」を作ります。
また、「スタビライザー」の角度を変えることで、「方向」や「上昇・降下」の制御を行ないます。
そして、「テールローター」で、メインローターが回転することによって発生するトルクを打ち消して、機首の方向を制御します。
揚力を作る「ローター」が回転するので、垂直に上昇・降下、空中で停止する「ホバリング」ができます。
機体はエンジンの大きさによる区分けと、実機をスケールダウンした「スケール機」にわけることができます。
「30クラス」から「90クラス」までありますが、数値が大きくなるほど機体も大きくなります。
ラジコンヘリは最初にかかる費用が¥150、000以上ですので、まずヘリコプター原理の勉強や操作方法の練習などは「室内用電動ヘリ」で行ない、そしてある程度操作や知識に自信がついてから、改めて本格的なラジコンヘリを購入するのも一つの入門方法だと思います。
ラジコンヘリは調整などの作業知識も必要となりますので、入門前にお近くのラジコンショップやラジコンショップシンタニにご相談のうえ購入すると良いでしょう。
ラジコンヘリは、購入後の調整や修理がとても重要です。
購入先は、安易に価格で選ぶのではなく、ラジコンショップでアフターサービスが充実しているお近くのラジコンショップやラジコンショップシンタニからの購入をお奨めします。
室内用ラジコンヘリ
スケール機
オリジナルボディ
30クラス機
全長 | 全幅 | 重量 | |
---|---|---|---|
30クラス | 1150mm | 215mm | 3.0kg |
50クラス | 1190mm | 215mm | 3.3kg |
90クラス | 1395mm | 245mm | 4.5kg |
ラジコンヘリとラジコン飛行機の違いとして、ラジコンヘリは機体本体と別にボディーだけでも販売されていますので、「好きなボディーに変えてフライトする」という楽しみもあります。
○ヘリキット | ○エンジン | ○送信機セット(ヘリ用) | ○アンプ | ○送信機バッテリー |
○サーボ1ヶ(送信機セットがサーボ4ヶの場合1ヶ別売りのため) | ○シリコンチューブ(キットに入っていない場合) | |||
○充電器(急速が便利) | ○ローターバランサー | ○ピッチゲージ | ○燃料ポンプ | ○燃料缶キャップ |
○工具類 | ○燃料 | ○プラグ | ○テールブレードホルダー |
*メインローター/マフラーなどキットに入っていない場合必要(半完成品は付属している)
*完成ヘリの場合はスターターや工具、燃料は別売り
*完成ヘリのフルセットの商品もありますので、確認して購入してください。
具体例は、シンタニオリジナル ラジコンヘリ入門フルセットをご覧下さい。
初心者の場合は、調整も済み、あとはエンジンをかけるだけの状態の「フルセット」の購入がお勧めです。
また「ラジコンヘリ」を手軽に楽しみたい方は、「室内用ヘリ」を購入すると良いでしょう。
住所 : 北海道江別市元江別872-12
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日
アクセス
中央バス: 江別/野幌/札幌/新札幌より「見晴台」下車すぐ
車:江別西インターより、5分
TEL 011-384-9387
FAX 011-389-3133